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企画展「野川が映した三万年-旧石器時代のくらしを探る-」
01-000309
このイベントは終了しました
開催日
2007年10月20日(土) ~ 2007年12月09日(日)
時間
9:00 ~ 16:00
9:00
会場
調布市郷土博物館
主催
調布市郷土博物館
問い合わせ先
教育部 郷土博物館

問合せ先TEL:042-481-7656
内容
 昭和24(1949)年、群馬県岩宿(いわじゅく)遺跡で旧石器時代遺跡の発掘が行われ、日本列島に旧石器時代の文化が存在することが確認されました。昭和23年には、野川の上流部にある国分寺市熊ノ郷(くまのごう)遺跡でも旧石器が発見されていましたが、発掘調査が行われたのは岩宿の3年後でした。昭和44・45年(1969・70)には調布市・三鷹市に広がる野川遺跡で、それまでにない大規模な調査が行われ、武蔵野台地の旧石器文化の様相が明らかになりました。
 

 野川の北東岸に続く崖は、多摩川の作用によってできた地形です。現在の多摩川から約3キロ離れた三鷹市と調布市に広がる下原・富士見町遺跡の地下には、約3万年前の多摩川の河原が埋まっていました。多摩川の流れが南西に移ってからも、崖からの湧き水が流れ出て野川となり、野川の流域では、その恵み豊かな環境の中で旧石器時代の人びとの暮らしが営まれました。

 そんな遺跡のひとつ、調布市野水(のみず)遺跡では、河原で石材を手に入れて石斧を作っていたことがわかりました。府中市武蔵台遺跡では、砥石などが出土し、石斧を磨く作業をしていたことがわかりました。
 
 旧石器時代の日本列島には、ナウマンゾウ、オオツノシカなどの大型動物が生息していました。当時の人びとは、大型動物を狩るハンターでもありました。野川流域の遺跡からは狩りの道具として使われたナイフ形石器や尖頭器が発見されています。
 

 この企画展は、三鷹・調布両市の教育委員会と明治大学校地内遺跡調査団の主催により開催いたします。行政と大学の研究者が協働で、展示の企画・構成やパンフレットの原稿執筆・編集を行うという試みによる企画展です。 


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プログラム
●展示関連講演会  10月27日(土)に調布市グリーンホール小ホールで展示関連講演会を開催します。 ●ギャラリートーク  明治大学の校地内遺跡調査団調査研究員、山田しょう氏が企画展の見どころについて、 展示室で実際に資料を見ながら、わかりやすく解説します。    10月27日(土)1回 午前10時30分 。    11月17日(土)2回 午前11時,午後2時 料金:無料
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会場
調布市小島町3-26-2
主催
調布市郷土博物館

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